このひと手間が大切!コートを綺麗に長持ちさせるお手入れ法

このひと手間が大切!コートを綺麗に長持ちさせるお手入れ法

冬物のアウターは他の季節の衣類と違い、様々な素材が使われているため、自宅での洗濯が難しいものが多くあります。

ですが、毎回クリーニングに出していては「すぐに着たい」を逃してしまう場合もありますよね。

子供服ブランドPETITMIG(プチミグ)ライターの桜まるこです。

 

お気に入りのコートは、普段からお手入れをしていれば、シーズンオフまできれいに着ることができます。

今回は、自宅でできるコートの簡単なお手入れ方法と、エコファーのお手入れについてもご紹介します。

 

コートのお手入れにおすすめのアイテム

コートを長く着るためには、お手入れが必要です。

ただ、シワにならないようにハンガーに吊るすだけで終わらせている人も多いかもしれません。

お手入れのための道具をそろえておけば、今後のお手入れもしやすくなりますよ。

 

コートのお手入れにおすすめアイテム「肩幅の合ったハンガー」

着た後のコートは、ハンガーに掛けてお手入れを始めましょう。

理想は、肩幅がきちんと合っているハンガーを使うことです。

肩幅があっていないハンガーは、型崩れをおこすこともありますので、できればコートに合ったハンガーを用意しましょう。

 

コートのお手入れにおすすめアイテム「衣類ブラシ」

衣類ブラシは、静電気がおきやすい化学繊維のコートやエコファーのお手入れにも使える必需品です。

もちろん天然素材を使ったコートでも、ホコリや汚れを落とすのに最適。

いろいろな用途の衣類ブラシがありますが、迷った場合は、柔らかめの天然毛の洋服ブラシを用意しておきましょう。

 

衣類ブラシの種類

  • 馬毛…しなやかな毛質できめ細かい、カシミアやアンゴラなどのデリケートな素材の衣類
  • 豚毛…毛質が硬め。しっかりした質感だが「黒豚毛」と「白豚毛」の2種類あり。
  • 黒豚毛…こしが強いのでウールやスェードなどの衣類におすすめ
  • 白豚毛…しなやかな毛質、柔らかめで繊細な衣類も大丈夫
  • 静電気除去機能付き…静電気はホコリや花粉を取りにくくするため、静電気を除去する機能を持った衣類ブラシもおすすめ

 

お手持ちのコートの素材によって衣類ブラシを選ぶのもいいですね。

最近は、毛玉も取れる衣類ブラシもありますので、使いやすい(握りやすい)ものを選びましょう。

 

コートのお手入れにおすすめアイテム「ふきん・タオル」

コートに汚れが付いている場合や、汚れやすい襟元や袖口を拭くときに使います。

 

大きな汚れはクリーニングに出した方がいいですが、少しの汚れはふきんやタオルでふき取れば大丈夫。

 

 

コートのお手入れにおすすめ「コートをかけておく場所を作る」

コートの収納場所にクローゼットは最適ですが、脱いですぐクローゼットに収めることはおすすめしません。

 

脱いですぐのコートに、風を通しながらお手入れができる場所を作っておきましょう。

 

コートのお手入れ方法

冬物のアウターには様々な素材のものがありますよね。

  • ニット
  • ダウン
  • 化繊など

コートは様々な素材を使って作られており、冬の寒さを防いでくれます。

 

自宅での洗濯が難しい素材のものも多く、お手入れ=クリーニングに出すという選択肢しかないと考えている人が多いかもしれません。

 

ですが、活発で外遊びが大好きな子供服の場合、そうそう頻繁にクリーニングに出すのはコスパが悪いですよね…

 

そこで、自宅で簡単にできるお手入れ方法をご紹介しますね。

 

着た後すぐにハンガーに掛けて、風を通す

コートを着た後は、すぐにハンガーに掛けましょう。

軽い素材のコートでも、ある程度の重さがあるので、脱ぎっぱなしだとシワになりやすく、中の綿がつぶれてしまいます。

 

ポケットの中のハンカチやティッシュも、出しておきましょう。

普段は、ハンカチやティッシュは重さを感じませんが、衣類にとっては型崩れをおこす原因の一つになるのです。

 

そして、脱いですぐのコートは身体の熱を蓄えているため、コートそのものにも熱がこもっています。

そのままの状態にしておくと、湿気からカビが生えやすい状態になりますので、風を通すことが大切です。

 

なるべく早めに、コートの肩幅に合ったハンガーに掛けて、風を通しましょう

 

ブラッシング

どの素材のコートでも同じですが「ブラッシング」を必ず行いましょう。

 

ブラッシングは、表面の汚れやほこりを落とし、毛玉を作りにくくしてくれます

ブラッシング方法

  • 毛並みとは逆の方向にブラッシングをして、毛の間に挟まっているゴミやホコリを取り除く
  • 毛並みを整える

 

ブラッシングをすると繊維の流れを整えることができるので、毛玉ができにくくなります。

そして、毛(繊維)の間のゴミやホコリだけでなく、目に見えない花粉も取り除くことができるので、花粉症の予防にも効果がありますよ。

花粉症は、春に症状が出る人が多いので、冬の終わり頃から気にする人が多いですが、秋冬にも花粉は飛んでいます。

花粉症がひどくない場合でも、なるべく花粉に触れないように除去していきましょう。

 

襟元(えりもと)や袖口(そでぐち)の汚れをふき取る

襟元や袖口は、一番汚れが付きやすい部分です。

コートでなくワイシャツやブラウスでも汚れがわかる部分ですよね。

 

汚れが目立ちにくい色味のものでも、襟元と袖口のメンテナンスはしっかりしておきましょう。

このお手入れをしていると、汚れが付きにくくもなりますので、しっかりしておきましょう。

 

襟元や袖口のお手入れ方法

  • 濡れたふきんで、襟元や袖口を軽くふく
  • 汚れがひどい時には、ふきんに中性洗剤をつけて軽く拭く→水に濡らしたふきんで洗剤をふき取る(すすぎのかわり)
  • 風通しの良い場所で陰干しをする

 

ホコリ除けカバーをかけてつるしておく

脱いですぐのコートは、お手入れが終わった後もしばらく風を通しておきましょう。

 

しばらく着る予定のないコートならば、風をとおしてクローゼットにしまえばいいのですが、頻繁に着るコートの場合は、ホコリ除けカバーをかけて、日陰につるしておくが一番です。

 

日が当たる場所に衣類を長時間かけておくと、色落ち(変色)してしまいますので、日の当たらない場所につるしましょう。

 

PETITMIGのアウター

ここでPETITMIGの冬物アウターをご紹介しますね。

子どもは風の子と言いますが、風邪をひかないように、寒い冬でも暖かく過ごしてほしいですよね。

おしゃれで可愛い、冬にピッタリなアウターです。

coat T1

とても大人っぽいデザインのチェック柄のウールコートです。

裏地はボア素材が使われているので、暖かさも逃しません!

サイズは80~95cmと100~120cmの2展開です。

襟元のファーはまるでリアルファーのように上品な、艶のあるエコファー。

このエコファーは取り外しができますので、この後ご紹介するエコファーのお手入れ方法で自宅でも簡単にお手入れができますよ。

 coat T1

 

vest T1

とてもやわらかく肌触りの良いエコファーでできたベストです。

リアルファーより軽いので動きやすい、子どものためのファーベストです。

 

サイズ展開は、80・90・100・110・120と豊富なので、動きが活発な子どもたちの寒さ対策に最適です。

食べこぼしなどがついてしまったら、優しくブラッシングして汚れを落としましょう。

vest T1

 

コートについているエコファーのお手入れ方法は?

コートのフードや襟元に、ファーがついているものも多いですよね。

 

 

ファーには、エコファーとリアルファーがありますが、子供用のコートにはエコファーが付いていることが多いです。

そのため、エコファーの部分が汚れてしまうこともよくあります。

PETITMIGのコートやベストにもエコファーが使われていますが、PETITMIGのファーは、ご自宅でのお洗濯(手洗い)はおすすめしていません。

シーズンオフには、クリーニングに出して収納するのがおすすめです。

 

そんなエコファーですが、日ごろから冬物アウターと同じように自宅でのお手入れをしておけば、つややかさを保つことができます。

 

エコファーのお手入れ方法「ブラッシング」

毛の流れと逆にブラッシングします。

その時に、毛の間にある汚れやほこりを落とすようなイメージで、優しくブラッシングしてください。

汚れやほこりが落ちたら、毛の流れに沿って優しくブラッシングして整えていきましょう。

 

緊急時のエコファーのお手入れ方法「洗い方」

PETITMIGのエコファーのお手入れは、基本的に優しくブラッシングするのみで大丈夫です。

ですが、べっとり汚れがついてしまった時や、クリーニングになかなか出せない時などの、緊急時の対策として「洗い方」もご紹介しておきますね。

ただし、手洗いをするとエコファーの風合いを損ねてしまう恐れがありますので、できるだけ早めにクリーニングに出しましょう。

緊急時のエコファーの洗い方「洗う前に優しくブラッシング」

エコファーを洗う前に、毛を引っ張らないように優しくブラッシングしましょう。

 

このブラッシングの時に、汚れが落ちれば洗う必要はありません。

どうしても、汚れが落ちない場合は、クリーニングに出すことをおすすめしますが、クリーニングになかなか持っていけないという場合は、手洗いでのお手入れをしていきましょう。

緊急時のエコファーの洗い方「中性洗剤(おしゃれ着洗い)で手洗い」

ぬるま湯を入れた洗面器やバケツの中に、規定量の中性洗剤(おしゃれ着洗い)を入れます。

エコファーを洗面器(バケツ)の中に入れて、優しく「押し洗い」します。

 

ゴシゴシ洗うと、毛が切れたり抜けたりするので、優しく押し洗いが基本です。

汚れがなかなか落ちない場合は、5~10分程度、洗剤の入ったぬるま湯につけておきましょう。

 

緊急時のエコファーの洗い方「きれいなぬるま湯ですすぐ」

一通り押し洗いをしたら、きれいなぬるま湯ですすいでいきましょう。

 

この時も「押し洗い」で優しく、洗剤を落としてください

 

緊急時のエコファーの洗い方「柔軟剤を入れる」

再びきれいなぬるま湯を用意して、規定量の柔軟剤を入れます。

 

ここでも「押し洗い」して、なじませましょう。

 

緊急時のエコファーの洗い方「すすぐ」

きれいなぬるま湯で、すすいでいきます。

 

ここでも、きれいなぬるま湯の中で、押し洗いのように押しながらすすいでいきましょう

 

緊急時のエコファーの洗い方「乾かす」

いきなりドライヤーを当てるのではなく、バスタオルを使って、水分を取っておきます

 

その後、毛並みと同じ方向にドライヤーをかけて、ふんわりさせていきます。

 

コートのお手入れ方法|まとめ

今回は、自宅でできるコートの簡単なお手入れ方法と、エコファーのお手入れについてご紹介しました。

 

冬物のアウターは、自宅でのお洗濯が難しい場合が多いので、できれば普段からできる簡単なお手入れでキレイを保ちたいですね。

 

 

お気に入りの一着を大切に長く着るために、普段からお手入れを続けておきましょう。

 

 

 

 

 

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