幼児期は、子供の成長を一番感じる時期ですね。
成長を感じられることは、とても喜ばしいことですが、同時に寒い季節の防寒着は、どのような服を選べばいいのか悩んでいる人も多いと思います。
成長に合わせて買い替えられればいいのですが、なかなか難しい場合もありますよね。
とりあえず風邪をひかないように温かい防寒着を、と考える親御さんは多いと思います。
防寒着は、アウター(上着)だけでなく、洋服の下に着るインナー(肌着)にも目を向ければ、寒い冬もより暖かく過ごすことができるようになりますよ。
そこで今回は、幼児の防寒着はどう選べばいいのか、アウターからインナーまで徹底的に解説していきます。
幼児とは何歳まで?年齢別の防寒着の選び方
子どもの成長は目まぐるしいですよね。
保育園や幼稚園に通い始める年齢は、日々の成長も目まぐるしいです。
そのため、お洋服を購入するたびに「どのサイズを買えばいいの?」と悩んでしまうこともありますよね。
特に、外に着ていく上着であるアウターは、一回り大きいサイズを買えばいいのか、もしくはピッタリサイズを選べばいいのか、とても迷います。
そこで、小さい子供の年齢別の防寒着の選び方を紹介していきますが、そもそも幼児とは何歳から何歳までのことを言うのでしょうか。
「幼児」の範囲は、いろいろな場面によってまちまちです。
ですので、子供に関わる法律の一つ「児童福祉法」から調べてみました。
その結果、幼児とは「満1歳から6歳くらいまでの未就学児」という年齢層だそうです。
つまりは、離乳食を食べ始めてしばらくから、小学校に上がる前の年齢のこどもを指すのですね。
成長が目まぐるしい幼児の時期ですから、どのようなアウターを選べば寒さから守れるのかと、心配に思うかもしれません。
幼児の防寒着・アウターの種類!
防寒着としてのアウターは、いろいろな種類がありますよね。
いろいろあるからこそ、迷ってしまう時もあります。
幼児の時期でも、着回しができる防寒着があることを知っておいた方がいいでしょう。
そこで、まずはアウターの種類の紹介を紹介します。
中綿ジャケット(キルティング)
中綿ジャケットは、幼児の防寒着としてメジャーなアウターです。
子供服の売り場に行くと、とてもカラフルでモコモコしていてかわいいですよね。
そんな中綿ジャケットですが、特におすすめなのが「キルティング」のアウターです。
中綿のアウターは、モコモコしていてとても暖かい印象ですが、「動きにくい」というデメリットがあります。
ですが、キルティングの防寒着は綿を糸で押さえているため、モコモコしていなくてとてもスリムです。
元気に走り回るお子さんにもおすすめですが、デザイン性もあるので、おしゃれに決めたい子供にもおすすめですよ。
ダウンジャケット
アウターの代表格と言っても過言ではないですね。
羽毛が入っており、品物によってはお値段が張りますが、軽さと温かさでは断トツでしょう。
デメリットとしては、中綿ジャケットと同じように「モコモコ」していることですね。
最近は、洗濯(手洗い)ができるものもありますし、ベストタイプのダウンジャケットもあるので、お子さんが着やすい物を選びましょう。
フリース
とても軽くて着やすいフリースも防寒着としてとても人気です。
保温性もあるのですが、反面、通気性もとても良いので、雪が降るようなとても寒い真冬にはおすすめしません。
ですが、これから寒くなる時期や、寒さが和らいでくる時期にはおすすめです。
真冬のとても寒い時期には、アウターの下に着る防寒着として、とてもおすすめですよ。
ベスト
少し肌寒いと、感じ始めの時期におすすめのアウターです。
袖の部分が無いので、活発なお子さんや着ぶくれを防ぎたい場合に、アウターの下に着る防寒着としても活躍します。
作られている素材もいろいろですから、アウターだけでは寒いかもという時に着せておけば安心です。
カーディガン
秋から冬、もしくは冬から春にかけて活躍するアウターです。
外に出る時は、アウターの下に着る防寒着としても有能ですが、室内で過ごす時にも温かく過ごすことができますよ。
ウインドブレーカー
生地はかなり薄いですが「風を遮る」という点では、このアウターにかなう防寒着は無いでしょう。
ただ、生地が薄いので「真冬の寒さ」はかなり厳しいです。
最近は、裏地にフリース素材が使われているものもあるので、秋から冬にかけての風の強い日におすすめです。
ウールコート
ウールコートは、デザインがとても優れていて、とてもおしゃれなアウターです。
ただ、デメリットとして下記のようなことがあるので、注意しておく必要があります。
【ウールコートのデメリット】
- 手入れが大変(洗濯機が使えない)
- 重い
ウールの素材は「羊毛」ですので、自宅で洗濯をした場合は「縮む」こともあり、クリーニングが必要と考えておいた方がいいです。
外遊びが好きで、よく汚してしまうことが多い場合には、向きません。
ですが、デザイン性に優れているので「おしゃれをしてお出かけする」時には、とてもおすすめです。
幼児は何歳から何歳まで?
子どもを表記する場合、いろいろな呼び方があります。 例えば「乳幼児・児童」などですね。
そこで、「幼児」に該当する年齢をおおざっぱですが調べてみました。
「幼児」の範囲は、いろいろな場面によってまちまちです。
ですので、子供に関わる法律の一つ「児童福祉法」から調べてみました。
その結果、幼児とは「満1歳から6歳くらいまでの未就学児」という年齢層だそうです。
つまりは、離乳食を食べ始めてしばらくから、小学校に上がる前の年齢のこどもを指すのですね。
こうして改めて考えると、「幼児の時期」は成長がめまぐるしい感じがしますね。
成長が目まぐるしい幼児の時期ですから、どのようなアウターを選べば寒さから守れるのかと、心配に思うかもしれません。
大まかにですが、それぞれの幼児期に併せたアウターもご紹介します。
幼児(1~2歳)期の防寒着の選び方
子どもは、小さければ小さいほど手足の動きが活発です。
ですので、この時期は、あまり動きを制限しない防寒着がおすすめ。
特に、まだ言葉が上手に話せない年齢の場合は、動けないことを伝えるために「泣く・不機嫌になる」という態度をとります。
ですが、親の立場からすれば「なぜ泣いているのか」わからない時がありますよね。
防寒着をしっかり着た子供は、モコモコしてとてもかわいいですが、下記のような理由で泣いたりぐずったりすることもあるので、注意しておいてくださいね。
【子供が泣く(ぐずる)理由】
- 腕が自由に動かせない
- 熱い
そして、この時期は汚すことも多いので、お手入れが簡単なアウターがいいでしょう。
☆この時期におすすめのアウター
- ベスト
- パーカー
- 中綿
幼児(3歳~6歳)期の防寒着の選び方
このころになると、なんでも「自分でしたい」と言い出す子供も多いでしょう。
自我の現れ始める時なので、うれしい反面、手がかかりイライラしてしまうことも多いかもしれません。
そんな場面も多くなる時期ですので、子供の手でも簡単に着ることができる「ファスナータイプ」の防寒着がおすすめ。
そして、年齢が上がってくれば、自分で着れるようになり汚さなくなるので、ボタンタイプのアウターや、ちょっとお値段はしますが、軽いダウンやおしゃれなウールのアウターもおすすめです。
☆この時期におすすめのアウター
- ベスト
- パーカー
- ダウン
- ウール
幼児の防寒着を選ぶときの注意点!
幼児の防寒着を買う時、悩むこともありますよね。
防寒着を購入するときに、注意しておいた方がいいことをご紹介します。
兄弟・姉妹の有無(おさがり先があるのか)
子どもの防寒着を購入するときに、一番悩むのが「いつまで着ることができるか」でしょう。
子どもの成長はとても速いので「来年も着させよう」ができない場合もあります。
ですが、兄弟・姉妹などおさがり先がある場合は、あまり難しく考えなくてもいいでしょう。
防寒着(特にアウター)は、「外に着ていく=汚れる」と考える人も多いのですから、奇抜すぎるデザインの物以外は、子供の好みのデザインの物を選んでもいいかもしれませんね。
サイズ
防寒着を購入する時、真っ先に気にするポイントが「サイズ」です。
おさがり先がある場合でも、そのシーズンを着て過ごしたい場合は、ワンサイズ大きい防寒着がいいでしょう。
子どもは、成長がゆっくりな子どももいれば、本当に驚くほど速い子もいます。
そして、防寒着を着る季節は「冬」ですから、アウターの下の洋服も厚着をしているでしょう。
そのためサイズはピッタリでも、腕や肩回りの部分がキツイから動きにくいと感じることもあります。
2サイズ上は、腕が出なくなり動き回るにはちょっと危ないですが、ワンサイズ上の防寒着ならば、ちょっと袖が長いかな。と感じるくらいです。
寒さは「首」元を暖めるだけでもかなり違いますので、サイズが大きければ、手首を暖めることもできます。
手袋を嫌がる子供もいますので、その場合も、ちょっと長めの袖の防寒着で対応するようにしましょう。
幼児の防寒着・シーン別アウターの選び方!
いざ防寒着を購入するときは、直接お店に行って品物を試着して購入することが多いと思います。
もちろんそれでかまいませんが、どんな場面(シーン)で着るかを考えておけば、店に行ってから悩む時間が少なくなりますよ。
特に、アウターの種類によっては、クリーニングが必要な素材の製品もありますので、よく使う場面(シーン)ごとに購入を考えておきましょう。
幼稚園や保育園に通う場合のおすすめのアウター
幼稚園や保育園に子供が通っている場合は、園から指定がある場合があります。
その指定は、園によって違いはあるかもしれませんが、下記のようになっている場合が多いです。
【幼稚園や保育園で着ていくアウター】
- フードのついていないタイプ
- ファスナータイプ
- 汚れてもいい
下記で、それぞれ紹介していきますね。
<フードのついていないアウター>
まず「フードのついていないアウター」ですが、アウターにフードがついている場合、フードが遊具や人に引っかかってしまい、首がしまってしまう恐れがあります。
幼稚園や保育園では「外遊び」がありますよね。
その時、先生方は子供たちを見守っていてくださいますが、全てのこどもたちをずっと見守ることは不可能です。
その一瞬のすきに、フードが遊具に引っかかってしまうこともあるのです。 なるべく、危険の少ないアウターで楽しく過ごせるように心がけていきましょう。
<ファスナータイプのアウター>
ファスナータイプは、ボタンタイプよりも「着せやすい」という利点があります。
特に年齢が低い場合、自分でボタンを留めることができず、先生にお手伝いをしてもらって着替える場合が多いですよね。
ファスナータイプの場合は、最初の留める部分をお手伝いしてもらえれば、ファスナーを自分で上げることができます。
<汚れてもいいアウター>
幼稚園や保育園に通っているさなかに、トイレトレーニングを頑張っているお子さんも多いでしょう。
特に、子供は遊びを優先して、ギリギリまでトイレを我慢してしまうこともあります。
冬場の外遊びは、着こむことになりますので、お手洗いに行くまでに時間がかかることもあり、アウターだけでなく着ているお洋服を汚してしまうこともしばしばです。
トイレトレーニングだけでなく、砂場で座り込んだりすることもあるので、汚れてもいいアウターをセレクトしましょう。
外で遊ぶ場合のおすすめのアウター
外で遊ぶ場合も、基本的に幼稚園や保育園で過ごすような防寒着で大丈夫です。
外遊びでは、走り回ったり、砂遊びをすることがあるので、汚れてもいいアウターで、かつ動きやすいものであれば、動きに制限がなくなるので、子供も元気に遊べますよ。
おすすめはベスト(カーディガン)+中綿の組み合わせですね。
簡単に着ることができて、脱がせるのも楽な組み合わせがいいでしょう。
☆おすすめのアウター☆
PETITMIG(プチミグ) - camouflage knit cardigan
迷彩柄のニットカーデガンです。
とても柔らかい肌ざわりなので、着心地も抜群ですよ。
存在感があるので、外遊びの時だけでなく、お出かけの時にもおすすめです。
家族でお出かけの場合のおすすめ
家族でお出かけするパターンは、2パターンありますよね。
【家族でお出かけのパターン】
- お買い物
- 遊園地や行楽地で遊ぶ
遊園地や行楽地で遊ぶ場合、公園に行く時と同じようなファッションで大丈夫です。
ただ、おめかししてお買い物に行く場合は、子供たちも可愛い・かっこいい方がいいですよね。
その場合、女の子はウールのコートかダウン・男の子はダウンと、暖かいけれどスッキリ見える格好がいいでしょう。
もちろん、中綿のアウターでもいいのですが、モコモコしている場合、お店の商品に引っかかって落として壊してしまう恐れもあります。
なるべくスッキリ見えておしゃれなアウターがいいですね。
☆おすすめのアウター☆
中綿やウールのアウターの下に着用するベストです。
首回りや肩回りにゆとりがあるので、肩回りが苦しくありません。
タートルネックだけでなく、ブラウスにも合わせやすいので、家族でお出かけの時にもおしゃれに決めることができますよ。
家でのんびり過ごす時のおすすめのアウター
家の中でのんびり過ごす時に、ちょっと寒いなという時に軽く羽織れるようなカーディガンやベストがおすすめです。
家の中で過ごすので、モコモコしたアウターでは過ごしにくいですし、洋服をもう一枚着るとなると、着ぶくれして動きにくくなることもあります。
☆おすすめのアウター☆
商品名「リネンタッチリラックスカーディガン」
襟元もゆったりしていて、薄手でシンプルなデザインなので、中に着るお洋服を選びません。
薄手なので、体温調節がしやすいカーディガンです。
幼児の防寒着・インナーの選び方!
幼児の防寒着は、アウターだけでなくインナーもチェックしておきたいですね。
最近は、機能が充実しているインナー(肌着)も販売されていますので、その時の状況に応じていろいろなインナーを試してみてください。
そしてインナー(肌着)は、着せる必要があるのかで悩む場合もあります。
インナーを着せることで、着せる服の枚数が増えるため、かえって厚着になってしまうのではないかという疑問もあるかもしれません。
そこで、そもそもインナーは必要なのかをご紹介していきます。
幼児にインナーは必要なの?
インナーの必要性をご紹介します。
自分で洋服を着ることができるようになった子供にありがちですが、インナー(肌着)を着ない子供もいますよね。
おそらく、肌着を着るのがめんどくさい・必要を感じないからといった理由からだと思いますが(^^;
インナーは着る必要がないのか、疑問に思っている人も多いかもしれません。
そこで、改めてなぜインナーを着るのかをご紹介します。
インナー(肌着)が必要な理由「肌を清潔に保つ」
「子どもは汗をよくかく」と言いますが、インナー(肌着)は、その汗を吸い取り、肌を清潔に保ってくれます。
新陳代謝も活発ですから、皮膚から分泌されている「皮脂」も吸収してくれるのです。
もしも、肌着(インナー)を着ていなかったら、直に着ている洋服に皮脂や汗が吸収され、洋服がにおいを放つことになります。
インナー(肌着)が必要な理由「洋服を汚れから守る」
肌を清潔に保つことにもつながりますが、肌着を付けずに洋服を着ると、汗や皮脂が洋服についてしまい、黄ばみやにおいの原因になります。
皆さんは、白いTシャツに黄ばみがついてしまい、洗濯しても落ちなくて、泣く泣く処分することは無かったですか。
あの時に落ちなかった黄ばみは、「皮脂汚れ」です。
肌着を付けていると、皮脂汚れも肌着に付着するので洋服を汚すことも少なくなりますよ。
インナー(肌着)が必要な理由「体温調整ができる」
肌着の役目は、洋服を汚れから守るだけではなく、体温調節もあります。
インナーには、汗をかいたら汗を吸収して体温を下げないようにして、寒ければ熱を逃がさないように保温する役目もあります。
その季節の変化にも対応することができるので、まだ自分で判断のつかない年齢である幼児期は、なるべくインナー(肌着)は必要だと思います。
上記のような理由がありますので、お子さんが小さいうちは、なるべくインナーも着せてあげてくださいね。
厚着の目安は?
インナーは体温調節の役割もあると紹介しましたが、子どもが暑いと感じている目安はどのくらいなのでしょうか。
ひと昔前は「子供は代謝が良いから、大人よりも1枚少な目に着せる」とも言われていました。
ですが基本的には、子供の冬場に着る服の枚数の目安は、大人と同じ枚数と考えて問題ありません。
ただし子どもの年齢によっては、自分で「暑い」が言えない場合があります。
そこで、厚着しすぎたために、暑さを感じている場合の確認方法をご紹介します。
それは「こどもの背中を触って、汗をかいているかどうか」です。
もしも、子供の背中が汗をかいていない場合は、寒さを感じていない丁度よい状態であると言えます。
汗をかいている場合は、暑さを感じているということで、一枚脱がせるようにしてくださいね。
そして、鳥肌を立てている時は、寒いと感じていることが多いです。
その時は、一枚着せてみて、様子を見てみてくださいね。
もしかして厚着かな?と思った場合は、背中に手を入れて確認しましょう。
くれぐれも、冷たい手を入れてしまって驚かさないようにしてあげてくださいね(^^;
幼児におすすめのインナーの素材
ここでインナーの素材についてもご紹介します。
肌着の素材はそこまで気にしない、という人もいるかもしれません。
ですが、それぞれの素材の特徴を知っていれば、寒い冬でも快適に過せることになるのです。
インナー(肌着)の素材は、そこまで多くないので、その日のこどもの予定と照らし合わせて、その日のコーディネートを楽しんでくださいね。
幼児におすすめのインナー「綿素材」
子どものインナーで、一番多い素材が「綿素材」です。
赤ちゃんの肌着もほとんどが「綿素材」で作られていますから、ある意味、なじみ深いインナーでしょう。
吸水性や通気性に優れているので、汗を吸い取りやすいです。
そのため、汗を吸ったら寒さも感じてしまいますので、なるべく早めに(身体が冷える前に)着替えさせてあげてくださいね。
幼児におすすめのインナー「化学繊維」
化学繊維で作られたインナーもとても人気がありますね。
商品によっては「保温・断熱・保湿」と、冬場に着用するのにとてもありがたい機能がついている場合もあります。
欠点としては、化学繊維であるために、子供の肌に合わない場合もありますので、着せた後に変化がないか注意が必要です。
おすすめインナーの選び方
昔ながらの綿素材のインナーだけでなく、とても高機能なインナーもありますよね。
それぞれの良い特徴をピックアップして、場面ごとに、どのようなインナーを選べばいいのかをご紹介します。
外遊びが多い場合は?
どんなに寒くても、外で元気に走り回っている子供も多いですよね。
そんな子供たちは、寒くても汗をかいていることもあります。
ですので、外遊びや汗をよくかいているお子さんは、綿素材のインナーがおすすめです。
ただし、汗を吸ったインナーは身体を冷やしてしまいますので、風邪をひかないように、なるべく早く着替えさせてあげてくださいね。
室内でゆっくり過ごす場合は?
室内でゆっくり過ごす場合でも、インナーはなるべく着用しましょう。
化学繊維のインナーは、保温機能もあり綿素材のインナーよりも温かく感じるので、汗をかかずにゆっくり過ごす場合には、化学繊維のインナーがおすすめ。
ただし、人によっては化学繊維が肌に合わない場合もありますから注意が必要です。
子供の好きなデザインで選ぶ
過ごす場面によってインナーの選び方は変わりますが、根本的な選び方として、子供が気に入ったデザインのインナーを選ぶことも大切です。
インナーには様々なデザインがありますよね。
例を挙げれば、下記のようなデザインです。
【インナーのデザイン】
- キャミソールタイプ
- タンクトップタイプ
- 半そでタイプ
- 長袖タイプ
インナー(肌着)は、洋服を上に着るので、どんなデザインのインナーでもいいでしょ。と思う人もいるかもしれません。
ですが、肌着と言っても「自分の好きなキャラクター」がプリントされていたら、テンションも変わってきますよね。
女の子もおしゃれにとても敏感です。
大人の女性も、基本的なおしゃれとして下着にも妥協はしないでしょう。
子どもたちも同じで、自分の気に入った肌着を身につけたいと思っている、と考えた方がいいですよ。
ですので、なるべく子供が喜んで着てくれるデザインのインナーを選びましょう。
幼児の防寒着の選び方|まとめ
今回は、幼児の防寒着はどう選べばいいのか、アウターからインナーまで徹底的に解説しました。
幼児期の防寒着は、上に着るアウターだけでなく、洋服の下に着るインナー(肌着)も併せて考えれば、より暖かい冬を過ごすことができます。
子どもが小さいうちは、汚れることを前提に購入することも多いでしょう。
ですが、できる限り子どもの希望に沿った、おしゃれな防寒着を着た子供たちの可愛らしい姿も目にしてほしいです。
幼児期の可愛い姿を見ることができるのは、その時だけですから。
お気に入りの防寒具で、心も身体も温かく過ごしてくださいね。