昔から「デニムは、洗濯したら色が落ちて風合いが変わるから洗わないほうがいい」と言われていますよね。
子供服ブランド「PETITMIG(プチミグ)」ライターの桜まるこです。
デニムは、カジュアルファッションには欠かせないアイテムの一つです。
ただし、洗濯をすると色が落ちやすいという欠点があります。
持っているお洋服と色が合うかな?と悩みながら購入したデニムは、いつまでも購入した時と同じ色であってほしいですよね。
そこで今回は、デニムは洗ってはいけないのか?や、色落ちさせないためのお手入れ方法、干し方やPETITMIG(プチミグ)のおすすめデニムをご紹介します。
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デニムだけじゃない!子供服の洗濯の仕方を解説
デニムに関する疑問
「デニムは色落ちするから洗ってはダメ」と耳にしたことがある人、多いと思います。
でも、本当に洗ってはいけないのでしょうか。
もし洗う場合、どのくらいの頻度で洗うのがベストなのでしょうか。
デニムの疑問①【洗ってはいけないの?】
答えは、洗わないとダメです。
なぜなら「清潔じゃない」から。
子供たちは毎日、食べこぼしや外遊びで、着ている服を汚し放題ですよね。
そして、外からの汚れだけでなく、身体からも汗や皮脂の汚れが出ています。
ですが「色落ちするから洗わない」と言って、汚れているデニムを洗濯しないままにすると、「汚い・臭う」となりますよね。
ですので、しっかり洗濯をして汚れを落とし、清潔さを保ちましょう。
デニムの疑問②【洗う目安は?】
デニムも衣類ですので、洗濯をして汚れを落とさないといけません。
ですが、できれば色落ちは避けたいですよね。
そこで、デニムをなるべく色落ちさせない洗濯回数の目安をご紹介します。
【デニムの洗濯の目安】
- 月2回くらい
- 汚れが目立つとき
デニムを履く頻度にもよりますが、少なくともひと月に2回くらいは洗濯をしましょう。
汚れを長い時間そのままにしておくと汚れが落ちにくくなるので、なるべく早めに洗濯をしましょう。
「購入した時のままの色合いを保ちたい」という思いはありますが、清潔さも大切です。
変化する衣類・デニムを楽しむ!
デニムは確かに、洗濯をすると色落ちをしてしまい、購入したときと色合いが変わってしまいます。
そのために「洗わないほうがいい」という意見も出てきたのでしょう。
ですが、それは「ビンテージジーンズに対して」だと思ってください。
デニムは、インディゴ染料で染められた糸を利用して作られた布地です。
このインディゴ染料は、布地への安定性が低いので、色落ちしやすいという欠点があります。
そのため洗濯をすれば、色が落ちるし、他の衣類に色移りさせてしまうこともあるのです。
ですが反面、デニム生地は「とても丈夫な布地」という利点があります。
使い込んでいくごとに生地が柔らかくなっていくので、色合いだけでなく、履き心地も楽しめますよ。
デニム生地は確かに色落ちしやすい布地ですが、丁寧なお手入れで防ぐこともできるのです。
なので、色落ちを恐れてデニムの洗濯を控えることは止めましょう。
むしろ、一枚でいろいろな風合いを楽しめるデニム。
破れてもファッションとしてそのまま楽しんだり、リメイクして再利用と、いろいろ楽しむことができます。
購入したままの色合いももちろん大切ですが、履き続けることによって、変化していく生地や風合いも楽しんでくださいね。
デニムを色落ちさせないための下準備
デニムを洗濯する前に、準備をしっかりしておきましょう。
この下準備は、洗濯機を使うときや手洗いをするときも同じです。
洗濯前のデニム本体の下準備
デニム本体の下準備から始めていきましょう。
【洗濯前の下準備】
- ロールアップ部分を伸ばす
- ボタンとファスナーを閉める
- 裏返しにする
- デニムのみで洗濯
ロールアップがある場合は、この部分を伸ばしてゴミが入っていないか確認してください。
もしも、小石やゴミが入っていた場合、洗濯槽を痛めてしまう可能性があります。
次に、デニムのボタンとファスナーも閉めておきましょう。
閉めずに洗うと、ファスナーの金属部分が布地を痛める可能性があります。
ボタン周辺の生地が伸びることもあるので、両方ともしっかり閉めておきましょう。
デニムを色落ちさせない方法【洗濯機編】
これからデニムをなるべく色落ちさせない、洗濯機を使ったお手入れ方法をご紹介します。
下準備をしておけば、デニムの洗濯はとても簡単にできます。
デニムの下準備は、上記の項目を参照してくださいね。
デニムを洗う前の下準備【道具】
洗濯を始める前に、道具も用意しておきましょう。
【デニムを洗濯機で洗うための道具】
- 洗濯ネット
- 中性洗剤(おしゃれ着洗い用の洗剤)か、ジーンズ専用の洗剤
洗濯ネットは、デニムが三つ折りで入るくらいの大きさの物を用意しましょう。
デニムを洗う時の洗剤は、中性洗剤(おしゃれ着洗い洗剤)を用意してください。
アルカリ性の洗剤は、汚れをよく落としてくれますが、布地へのダメージが大きいためです。
洗濯をする際には、デニムもデリケートな衣類と考えた方がいいですね。
ジーンズ専用の洗剤も販売されていますが、入手しやすくて他の衣類にも使える「おしゃれ着洗い用の洗剤」がおすすめです。
デニムを色落ちさせない洗濯方法【手洗い・ドライコースを使用する】
洗濯機によって表示は違いますが、衣類を優しく洗う「手洗い」または「ドライコース」で洗濯しましょう。
色落ちは、衣類同士がこすれる時に起こります。
ですので、衣類がなるべくこすれないよう洗濯ネットに入れて、短い時間で洗濯をすれば、色落ちは最低限に防げます。
デニムを色落ちさせない洗濯方法【乾燥機はNG】
乾燥機は、梅雨や天気の悪い時に重宝しますが、デニムの洗濯時にはNGです。
乾燥機は熱風を衣類に当てて乾かしますが、この熱風をデニムに当てると、生地が縮みやすくなります。
「新しいデニムを買ったのに縮んでしまった…」となると悲しいですよね。
ですので、デニムを洗濯する時には、乾燥機の使用はNG。
デニムのお洗濯は、お天気の良い日にしましょう。
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デニムを色落ちさせない方法【手洗い編】
デニムを色落ちさせないためには「手洗い」が一番おすすめです。
ただ毎日忙しいパパママは、手洗いする時間なんてない!と思われるかもしれません。
ですがデニムの手洗いは、他の衣類に比べて難しくないので、気軽に試してみてください。
デニムを洗う前の下準備【道具】
まずは手洗いをするために、用意するものをご紹介します。
【デニムを手洗いするための道具】
- 桶(なければ洗面所のシンクでも可)
- 中性洗剤かおしゃれ着洗い用の洗剤、もしくはジーンズ用の洗剤
- 洗濯ネット
- ゴム手袋(冬場や手荒れがひどい場合)
- タイマー
デニムを手洗いする場合は、なるべく大き目の桶があればいいのですが、洗面台でも洗うことができますので、洗いやすい場所を確保してください。
あとは、デニムの下準備をしていきましょう。
デニムの下準備は、上記の項目と同じです。
デニムを色落ちさせない、手で洗う方法【水で洗う】
デニムを手洗いする場合は、必ず「水」で洗いましょう。
お湯で洗うと、色が落ちやすくなります。
冬場は手が冷たくなってしまいますが、規定量の洗剤をといた水を用意して、早速洗っていきましょう。
デニムを色落ちさせない、手で洗う方法【つけ置き洗いを15分以内】
デニムは、洗剤を入れた水に「10分~15分ほど」つけておきましょう。
軽い汚れなら、つけ置き洗いだけでも十分落ちます。
ただし、つけ置き洗いは長くても「15分以内」としてください。
なぜなら、長時間デニムをつけ置きすると、かえって色が落ちやすくなってしまうためです。
もし、つけ置き洗いで汚れが落ちていない場合は、押し洗いしていきましょう。
この時に、ゴム手袋を用意しておけば、直接冷たい水に触れないので、手が冷えすぎて辛い!ということになりません。
ただし、汚れが落ちてないからと、ごしごし洗いをするのは厳禁です。
ごしごし洗いは、汚れと共に色も落としてしまうので、注意してくださいね。
デニムを色落ちさせない、手で洗う方法【すすぎは押し洗い】
デニムをつけ置き洗いした後は、きれいな水に替えて、押し洗いで洗剤を落としましょう。
3回~4回ほど水を入れ替えて押し洗いをすれば、洗剤も落ちますので、しっかり落としていきましょう。
デニムを色落ちさせない、手で洗う方法【脱水は洗濯機で】
デニムを手洗いした場合、手で絞ることは難しいです。
ですので、洗濯機の脱水機能を使って、水分を飛ばしましょう。
この脱水時に、型崩れをおこしやすいので、デニムをネットに入れます。
脱水する時間は、なるべく短い時間で。
終わったら、早めに取り出してシワを伸ばしましょう。
デニムを色落ちさせない干し方
「干し方なんて、普通に干せばいいでしょ」と思うかもしれませんが、色落ちさせないためには、干し方にもポイントがあります。
デニムを色落ちさせない干し方【シワを伸ばして、裏返しのまま干す】
脱水が終わったら、しっかりシワを伸ばして干しましょう。
洗濯ネットに入れて脱水をしたら、折りたたんだときのシワが付いていることがあります。
この場合、叩くように伸ばすと、シワがとれますよ。
そして干すときは、デニムを裏返しにしたままで干します。
裏返しにしておくと、ポケットの重なっている部分にも、風が通るため乾きやすいのです。
デニムを色落ちさせない干し方【日陰に干す】
デニムを色落ちさせないためには、直射日光に当てないように、風通しの良い日陰で干します。
色物の衣類を直射日光に当てて長時間干していると、色落ちすることがありますよね。
濃い色味のお洋服を窓辺のハンガーラックに掛けていて、日差しの当たっていた部分だけ色が薄くなってしまった…なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
デニムは乾きにくいから…と、日光に当てて乾かしたい気持ちになりますが、それが何度も積み重なれば、色が少しずつ薄くなってしまう可能性があります。
ですので、デニムは必ず日陰に干しましょう。
デニムを色落ちさせない干し方【逆さまにつるして干す】
デニムは、足首の部分を洗濯ばさみで挟んで、足の部分に空気が通るように「筒状」にして干します。
ボトムスのウエスト部分は、ボタンやファスナー・ポケットもついているので、とても重いし重なる部分も多いですよね。
重い方を下にして干すと、生地の縮みやシワを伸ばしてくれる効果があるので、ウエスト部分を下にして干しましょう。
ただし、ストレッチ機能の付いたデニムの場合は、生地が伸びるので、ウエスト部分を上にして干します。
日陰に干していても、風をしっかり通せばちゃんと乾きますよ。
デニムの色を復活させる方法
なるべく色落ちさせないデニムのお手入れ方法をご紹介してきました。
ですが、すでに色落ちしてしまったデニムもあるかもしれません。
その場合「完全に元の色」とまではいきませんが、少しでも元の色に近づける方法があります。
それは「新しいデニムと一緒に洗うこと」です。
色落ちしにくい洗い方をご紹介しましたが、この方法で洗濯をしても、多少の色落ちはあります。
それは仕方のないことです(>_<)
ですが、新しいデニムと色落ちしたデニムを一緒に洗濯し、新しいデニムから落ちた色を、色落ちしたデニムにうつすことで、デニムの色を復活させる方法があります。
色落ちしたデニムを、元の色に戻すことは難しいです。
ですが、新しいデニムが色落ちしてしまったことを利用して、少しでも元の色に染められれば、以前とはまた違った風合いを楽しめますよ。
子供服の泥汚れ、漂白の仕方も気になる…
PETITMIG(プチミグ)のおすすめデニム
デニムは、カジュアルファッションに欠かせないアイテムですよね。
元気な子供たちが、快適で活発に動けるPETITMIG(プチミグ)のおすすめデニムをご紹介します。
PETITMIG(プチミグ)のおすすめデニム【パンツ E3】
ブラウン色のデニム生地を使用し、快適性とスタイルを兼ね備えたデザイン。
特にヒップと太ももまわりにはたっぷりとしたゆとりを持たせているため、締め付け感がなく、快適に動き回ることができます。
長時間の着用でも快適です。
サイズは「80・90・100・110・120」と豊富で、男女兼用で着ることもできるので、兄弟が多いご家庭にもおすすめの一着。
PETITMIG(プチミグ)のおすすめデニム【デニムサロペット】
とても柔らかい生地のデニムサロペットです。
どのようなトップスとも合わせられるので、コーディネートも楽ちん。
普通のボトムスではすぐにお腹が出てしまうお子様も、サロペットタイプはお腹を隠してくれるので、安心です。
裾(すそ)をロールアップにしても可愛いので、活発さだけでなく可愛さも引き出してくれますね。
こちらは「90・100・110・120」のサイズ展開です。
パンツ E3と同じく男女兼用で着ることができるため、性別の違うきょうだい間でのおさがりもできますよ。
他にも、PETITMIG(プチミグ)では履きやすくておしゃれなデニムを多数取り揃えております!
また、洗濯が面倒…な人は、お手入れが簡単なボトムスもたくさん!
ぜひチェックしてみてくださいね!
デニムを色落ちさせない方法|まとめ
今回は、デニムは洗ってはいけないのか?や、デニムを色落ちさせないためのお手入れ方法と干し方・PETITMIG(プチミグ)のおすすめデニムをご紹介しました。
デニムは、購入した時の色をそのまま保つことが難しい衣類です。
普段と同じ洗濯では、布がこすれ合ってしまうので、色が落ちてしまいます。
ですので、デニムの洗濯はなるべく優しく洗える方法で洗いましょう。
そして直射日光も、衣類の色落ちの原因の一つです。
直射日光を避けて、風の通る日陰でしっかり乾かしましょう。
ほんの少しの手間で、デニムの色落ちを防ぐことができますので、ぜひ試してみてくださいね。